遺影

返し馬のときにすごくきれいな写真が撮れたの。でもそれが遺影になってしまうなんてね。

クリーブラット150326

26日の中京競馬は競走中止となりました。
「申し訳ありませんでした…スタートを決めてベストポジションを取れたと思ったんですが、急に右トモがおかしくなってしまいました。まだまだこれからの馬でしたし、本当に残念でなりません」(中谷騎手)
「いい位置で運べてるなと思った時にアクシデントを発症してしまいました。歩くこともままならず残念ですが、その大切な命を助けてあげることはできませんでした。ブルーメンブラットの子供でとても思い入れがありましたし、お母さん同様にこれから良くなってくると思ってました。ただただ悔しいです。このようなことになってしまい、本当に申し訳ありませんでした」(石坂師)
絶好のポジションをキープし、後半勝負にかけようとしたところで故障を発症してしまいました。最悪の事態だけは避けたかったのですが、残念ながら手の施しようがなく、楽にさせてあげることとなりました。ブルーメンブラットの2番仔だけにまだまだこれからの活躍が期待されただけに無念でなりません。このような結果になってしまいましたことをお詫び申し上げます。


パドックで歩き姿を見て、ものすごく良くなっているのが一目でわかった。寸詰まりの体型だったのが胴が伸びてゆったりとしたし、背も伸びて力強く踏み込めるようになった。馬場コンディションが予想外にかなり内有利の高速設定だったから苦しいとはわかりつつ、この出来ならそれでも勝負できるんじゃないかと思わず考えたし、少なくとも権利さえ取れればすぐにチャンスは来る、さぁこれからだ!と本気で思った。

夢を見てしまっただけに、落差も大きい。

ただ、一時期を思えば、ここまで来ることすらできなくなっていてもおかしくないところまで落ちた馬だったんだ。兄のオレアリアのことはあっさりと切った。でもクリーブラットのことは見捨てなかった。それが不思議で仕方なかったのだけど、きっと石坂先生にとって信じられるところがあったのだと思う。そしてドン底で出会った中谷ジョッキーには、感謝してもしきれないほど。あなたに出会えたから昨日までのクリーブラットがあったのだし、夢を見られるところまで来られたんだ。本当に感謝しかない。ありがとうございました。またいつか縁があれば、今度こそ中谷ジョッキーと一緒に勝ちたい。心から、そう思います。

お疲れ様、クリーブラット。
ありがとうございました、関係者の皆さん。

諦めずに頑張り続けることで見出せた希望がたくさんあった。いろいろと考えさせられ、勉強になったことも多かった。そういう意味でも、思い入れも一入な馬でした。合掌。


それにしても、中京へ行って愛馬の競走中止をリアルタイムに目撃するのはこれでもう3回目。いくら何でも多すぎませんか…。

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