最短距離も遠回りも同時進行で切り拓け

マスコミ批判する奴が好きじゃないんですよ。

言いたくなる気持ちはわからないでもないですよ。でもね、今、無数に存在する情報の中で、マスコミが発しているものなんてごくごく一部でしかなく、同時にそれが正しいか否かを知る方法もいくつもあって、さらに言えば、それは基本的に与えてくれるものであって自分からアプローチして得るものではないわけで。要するに、言い換えるなら、マスコミ批判してる奴なんて、自分では何もしない上に人様にタダでもらったもの対して文句言ってるただのガキ。マスコミ批判するのは、ママが作ってくれた御飯が美味しくなくて「食べたくない」って言ってるのと同じ。じゃあ、自分で作れよ、買ってこいよ、って。「ググれ、カス」とも言われる時代に、何言ってんだ、って話で。

これは競馬に置き換えると話が本当にわかりやすくなるんだけど。これを読んでいる人は競馬好きが多いでしょうしね。

馬券を買うときに、スポーツ紙や競馬新聞に並んでいる印や推奨の買い目通りに買う人なんてほとんどいないし、トラックマンを批判する人もほとんどいないじゃん。それを参考にする度合いにはそりゃ個人差が当然あるよ。でもあくまでそれを情報の一つとして取り入れつつ、その他の意見やデータも交えて、最後は自分の知識や経験も踏まえた上で判断し、決断する。できる。自分が競馬好きだからそう言うわけじゃないけど、競馬をやっている人というのは情報と本当に上手く付き合っている人が多いと思うし、逆にマスコミ批判をしてる連中はそうじゃないんだろうなと思うよね。

だからこそ、多くの競馬ファンのナンバーワンジョッキーの定義には非常に不満を覚える。

競馬の中で“No.1”って実はいっぱいあるし、その方法もいっぱいあるわけだけど、こと、数多く勝つ、G1レースをいくつも勝つということに関しては「強い馬にたくさん乗ること」がほぼ唯一の方法だと言っていい。

ただ、強い馬にたくさん乗る方法はいくつもある。
一番上手いジョッキーである必要は、必ずしも、ない。

俺だったら有力馬をたくさん抱えている馬主さんに媚を売ってでも近寄ってかわいがってもらう。敏腕のエージェントが、例えば獲得賞金の10%報酬で今別のジョッキーと契約しているなら、50%を支払う条件を提示してでも自分と契約してもらう。そのためにはそりゃ最低限の技術は必要だけど、それをより磨いていくのは同時進行で進めつつも後回しでいい部分だ。中身よりもチャンスが先。遠回りも大事だけど、まずは最短距離を行け。手段にキレイゴトはいらないと思う。


さて、今週は日本ダービー。真にキレイゴトではないレース。だからこそ、チャンスを得たとしても、中身が伴っていなければ意味がない。その上で、持っている星も、相棒や関係者との絆も問われるレースだ。
でも、今年はその点で本当に物足らないね。去年は勝った馬にも負けた馬にもかけがえのないものがあったからこそ、レース前から本当に胸が躍ったのだけど。

まぁ、そういう意味じゃ、今年はあまり多くを問われないレースなのかもね。





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