ヴェンゲル家の家庭問題

これで良かったんじゃないですかね。

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セスクを出すか。
ヴェンゲルを切るか。

アーセナルが本気で優勝しようと思うなら、どちらかを決断するしかない。そう思っていた。それくらい、ベンゲルのセスクLOVE、偏愛主義がチームに大きな力を与えると同時に大きな力を奪っていた。そしてそのセスク主義に一番傷ついていた選手がナスリなのだと思う。

ここ2年、欠場が多かったセスクの穴を埋めてきたのは常にナスリだった。チームが危機に晒されたとき、個人プレーに走っていると言われようと、絶対に負けたくないという気持ちを前面に出してゴールに向かっていくナスリのプレーは、本当に胸を打つものがあった。そして実際、何度もチームを救ってきた。

にもかかわらず、ナスリはセスク以上に認められることはなかった。

ナスリは非常に勝気な選手である。プライドも高い。そんな選手がどれだけ活躍しても、どれだけ貢献しても誰かよりも認められないとなるとどんな心持ちになるか。それを想像することはさほど難しくはない。


先週のリバプール戦を見たが、今のアーセナルにはヴェルマーレン以外は何もないように見えた。でも、ヴェルマーレンがいればまだ何とかなるかなとも思えた。ヴェンゲルが監督として代わりがいるという存在ではない以上、セスクを切るという選択以外は事実上なかった。ナスリも代わりがいないわけではない。そして幸いにも、ヴェルマーレン以外にも(リバプール戦はケガで欠場していたが)ウィルシャーという新たな主軸となれる選手がいる。
セスクのいない新しいアーセナルを作り上げることは、ヴェンゲルの監督人生最後の大仕事になるかもしれない。それがどんな形に出来上がるのか。大いに楽しみである。



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