日本ダービー2009 その2

昨日の続きです。


さて、先日まで私は「アプレザンレーヴに本命を打ちたい」と書き続けていたわけですが。懸念していたポイントを露呈した青葉賞でのレースぶりを見て、大幅に評価を下げることにしました。

簡単に言ってしまえば、この馬はスピードがないんですよね。勝つには勝ったけど、直線入口で完全に一度置かれた青葉賞を見て改めてよくわかったし、これではダービーは勝てないと悟りましたよ。

でも、このスピード不足は血統の宿命だからしょうがないんですけどね。父シンボリクリスエス×母父ハイエストオナーですもん。シンボリクリスエス産駒は、モンテクリスエスやウチのグロッケンラインがいい例だけど、総じてスピードがなくて重苦しいし、それは母父ハイエストオナーの子どもたちもそう。ハシッテホシーノの1月に500万を勝ったレースなんか「タフな条件で牡馬相手に勝ったのは素晴らしい」って言われてるけど、その実はスピードが殺される極悪馬場にものすごく救われていたんだよね。

まぁ、そのなかではアプレザンレーヴはまだマシな方。一時期の不調からも立ち直ったと見える。だけど、それでもG1レベルで求められるスピードが絶対的に足りてない。少なくとも、青葉賞と同じ姿なら、一瞬にしてアンライバルドやトライアンフマーチに置いて行かれてしまうよ。トップカミング相手でさえあんなんだったんだからね。

で、そのアンライバルド。

アプレザンレーヴを置き去りにして突き抜けた後、アンライバルドはどうなるか。皐月賞までのレースを見る限り、たぶん内ラチに向かって飛ぶと思うんだよ。自分はこの馬にエアシャカールを重ねてイメージしているんだけど(どっちが上か下かということはなくて単にイメージとして)、そのエアシャカールが00年のレースでそうしたようにね。

この点は、ネオユニヴァース、キングカメハメハ、ディープインパクト、ディープスカイと、“ゴールに向かってまっすぐ伸び続けられる末脚”を一番のキーワードにダービーの本命を決めてきた人間としては、絶対的に見逃せない、本当に大きな欠落と言えるポイント。

「じゃあ、まっすぐ走れないトライアンフマーチは何でいいのよ?」と言われてしまえば、返す言葉がございませんが(^^ゞ

でも、今年のダービー、特に対アンライバルドを考えるに当たっては、あのアグネスフライトがエアシャカールに対してそうだったように、ヨレる(であろう)アンライバルドのさらに外から差せる馬を探すことを主にしていることは間違いない。そのために必要なのはアンライバルドを凌ぐ末脚の持続力であったり、まだ見ぬ秘めたる能力だったり。そんなものを持ちうる馬は本当に数限られていると思うんだけどね。

というか、数少ない中にはトライアンフマーチだけでなく、アプレザンレーヴも入っていると思う。だけど、それでも前述の理由で評価は下げた。アンライバルドが内にササッたとしても、遅れて追っていては間に合わない。そう判断したから。トライアンフマーチとアプレザンレーヴの差はそこに尽きます。

閑話休題。

いずれにしても、近年の牡馬クラシック3レースがそれぞれスペシャリストのカテゴリーとなっていることを考えると、皐月賞でいかにもスペシャルな勝ちっぷりを見せ、しかも到底マルチタレントだとは思えないアンライバルドは、人気とのバランスを考えても、ここでの評価はある程度までで抑えられてしかるべきだと思うんですよね。少なくとも、皐月賞前に書いたように、この馬の適性はダービー<皐月賞のはずなんですから。


何かグダグダな最後になりましたが、今日はここまで。
明日は休みで、明後日、出馬が出たところでまとめを書きます。
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