桜花賞 2009 その1

確定した枠順を目にして、とにかく「面白い並びになったな」と思った。


行きたい馬が3、4、7番。そして、その間の3枠に逃げ馬を壁にしてレースをしたい2頭が入った。

スピードで劣るヴィーヴァが行けるかはわからない。ただ、普通に考えれば、まずショウナンとサクラが行って、そのすぐに後ろにアイアムとワンカラット。これで隊列は決まりだ。

そしてこれは、1枠2頭には展開が非常に厳しいものとなる。

普通に競馬をしようとしても3列目より後ろ、狭いスペースの中で捌かなければいけない馬が前に最低4頭以上いることになるし、前に行こうとすれば普段とは違う競馬をして、無駄に脚を失くすことになるからね。そもそも、阪神は先週から先行した内の馬には厳しくなっているということもある。

で、これらのすぐ外の枠に入ったのが、ブエナビスタである。

もし仮に、ゲートを普通に出、スッと先行させようとしたならば、内の馬たちを見ながら絶好の形でレースを進めることができるだろう。そうなったときの結果は…言うまでもない。

が、そこでカギとなってくるのが、コウエイハートと6枠2頭というすぐ外3頭の出方、および、その3頭との絡みになると思う。

普通に考えて、最低でもコウエイハートとレディルージュはブエナビスタよりも前で競馬をすると考えられる。では、アンカツはこの2頭を扱うのか…。ポジションを取りに行った上で、さらにその前に2頭を行かせるのか。あるいは、普通にサッと行かせてしまうのか…。

もし後者となったとき、ブエナビスタが外に背負うのはジェルミナル、ルシュクル、アンプレショニスト。ユーイチさん、哲三、ノリという、絶対的本命が相手なら、なおのこと進路を譲ることなどしない3ジョッキーが外に壁を作る。内にはダノンやツーデイズがいて、その真ん中で揉みくちゃだ。

じゃあ、さらに下げて、大外レッドディザイアのさらに外を回してみる?
「下げて、大外へ」なんて簡単に言う人もいるけど、本当に大丈夫?
ロスのある競馬をしながら、鬼脚レッドディザイアと追い比べするの?


とにもかくにも、すべてはアンカツの乗り方ひとつ。

ブエナビスタにとっては最高の形にできる可能性も十分。だが、最悪のケースも想定できる枠の並びになった。どちらに出るか、すべてはアンカツに委ねられた。そしてそこに大きな責任がある。だから、面白いのだ。

スポンサーサイト

0 Comments

Post a comment