往く人来る人

昨日おとといの競馬からトピックを2つ、3つピックアップしてみました。

引退の浜田師に愛弟子・石山元騎手が花束(日刊スポーツ)

定年を迎えた師匠を送り、そして自分も送られて…。顔をクシャクシャにした石山を見て、朝からもらい泣きしそうになっちゃったし(笑)。でも、本当によかった。こないだ書いたような笑顔のラストとはならなかったけど、ハッピーエンドで本当によかったよ。


さて、ターフを去る人もいれば、新たに仲間入りするジョッキーもいるわけで。
そして、今年もスーパールーキーが出現する匂いがプンプンです。

新人松山が快挙、初騎乗V含む初日2勝(日刊スポーツ)

初騎乗初勝利。その記録自体は何とも思わなかったけど、周りの馬の手応えに合わせてタイトに4コーナーを回ってきたのはビックリしたなぁ。
で、2つ目の勝利もまた、狭い馬群の中をきれいに真っすぐ割って出て、外から追い込んできた馬をハナ差だけ凌いで、というインパクトのあるもの。何気なく見ていただけのレースだったから、まさか彼が、まさか新人があんなレースをして勝ったとは知らなくて、勝利ジョッキーの名前を聞いて驚いたよ。

まず、レースを見ていて、目立たないのがいいよね。普通だと悪い意味で“新人が乗っている”っていうのが目に見えてわかってしまうもんだけど、それがないのがいいよ。自然とレースに溶け込んで、普通に参加してる。初日からそんなレースを見せてくれるんだから大したもんだ。これは去年の三浦皇成にも強く感じたことなんだけどね。


最後に、その松山クンにもぜひ見習ってほしい、先輩ジョッキーのプロの技をご紹介。

まぁ、阪急杯の藤田の騎乗なんですけどね。スタートからの一連の動きがとにかく絶妙なのだ。
本当に“これぞプロ”と思えるものだから、JRAのサイトでぜひパトロールビデオを見てほしい。

絶好のスタートから内に入れて行くんだが、内へ2頭分切り込んだところでひと呼吸入れるのがとにかく絶妙。その内の2頭目にどの馬がいたかというとマイネルレーニアなわけで、こうして機先を制して、自らを苦しめる可能性があった馬を封じてしまったのは、本当に素晴らしい、“これぞプロ”と呼べる騎乗だと思う。
もちろん、その乗り方をするにあたって、自分の馬が非常にスタートがいいということ、対するライバルは出が普通で、押してハナへ行く馬だということが頭にあったはず。その準備もまた、当然のプロの仕事だ。

きっと世の中的には「何で前に行かねーんだよ、哲三!」と言われてしまう事象なんだろうけどね。でもその実には、素人目には見えにくいプロの技、駆け引きがある。そこに辿り着くにはまだまだ遠い道のりかもしれないけど、早くそんなジョッキーになってほしいものだ。

そういえば、中山記念後の川田@アドマイヤフジのコメントも非常に面白かったな。「こういうことを口外してもいいの?」って思ったけど(笑)
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