ユーロの間に日本代表

もしユーロの地上波放送がTBSではなくテレビ朝日だったなら、こんな声を聞くことになったのだろうか。

ペナルティエリア内に入り込むことができず外でのパス回しに終始したスペインに、
セルジオ越後さんは「もっと積極的にシュートを打つべきですね」と言っただろうか。

ボールを持ってはすぐにシュートを放ち続けたスナイデルとファン・ペルシーに、
松木安太郎さんは「シュートもいいですが、もっと確実性の高いプレーを…」と言っただろうか。

ユーロの間に日本代表の試合を見ながら、そんなことを思った。

同じスポーツでありながら、なぜオランダやスペインはOKで、日本は許されないのか。「文化だから」などといった言葉で片付けられるのなら、プロリーグが発足してまだ15年の日本はいったいどうすればよいのだろう。その答えがわからないオレは、「いっそ今のうちにそのスポーツを国内から排除すべきなのではないだろうか」とさえ思ってしまう。

バーレーン戦。俊輔、遠藤、憲剛、本田で構成された日本の中盤は守りを固めた相手を前に大渋滞を起こした。それはまるでカテナチオを前にしたチャビ、イニエスタ、シルヴァのように。

パスの“出し手”のみのメンバー構成だから行き詰まる。パスを出した後は“受け手”になって走り出すべきなのに、出し手のままパスを受け取っている。だから何も動き出さない。
試合が動き出したのは、埼玉では山瀬が投入されてから。ウィーンではサンティ・カソルラが変化をもたらした。彼らは“初めての”パスを出しては走り、パスを受けては走り出す選手だった。

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