ちょっとマジメに血統予想

【NHKマイルカップ(G1)】
◎ファリダット
○ドリームシグナル
▲ディープスカイ
「1800M以上の距離を走るスタミナが必要」と言われた時代も今は昔。21世紀のNHKマイルカップはすっかりスピードレースと化した。それはここ数年の上位馬が軒並み高松宮記念で好走していることが証明している。大荒れとなった昨年のレースにしても、勝ち馬はブラックホークの妹であり、2、3着馬の父はキングヘイローと、高松宮記念に所縁のある馬たちの決着だった。
そう考えると、今年の◎はやっぱりファリダットしかいない。母は言わずと知れた高松宮記念勝ち馬ビリーヴ。そのときの勝ちっぷりは歴代No.1と呼べるパフォーマンスだった。その母に、父もエルコンドルパサーとキングカメハメハでNHKマイルカップ2戦2勝のキングマンボとなれば、このレースに必要な血統的バックボーンとしてはもう十分すぎるほどだろう。何の因果か、週末の天気がエルコンドルパサーとキングカメハメハのときと同様に雨の予報というのも、この馬を後押ししている。ちなみに、ビリーヴが初めてG1を勝ったスプリンターズSのときも新潟の空からは雨が落ちていた。
血統的な要素としては、○ドリームシグナルはファリダットを凌ぐかもしれない。父は芝でもダートでも東京マイルG1を勝っているアグネスデジタル。そして母系は、東京芝1600で特注のサンデーサイレンス×ノーザンテーストだ。SS×NTの東京マイルG1といえば、一昨年のヴィクトリアマイルでエアメサイアが2着、そして昨年の安田記念でダイワメジャーが1着と、まだまだその力は衰えることを知らない。また、高松宮記念との絡みで言えば、アドマイヤマックスとオレハマッテルゼの名前がすぐに浮かぶし、その2頭も東京マイルは得意だった。そもそもミスプロ×サンデー×ノーザンという血統は、すでにラインクラフトが3年前に結果を残している…。と、血統的にはぶっちゃけ無敵かもしれないぐらいに要素は揃っている。東京替わり、距離短縮は間違いなくいいし、巻き返しの余地は十分。道悪にもすでに結果がある。
ここ3走、パフォーマンスアップ急の▲ディープスカイ。その上昇度はとにかく目を見張るものがある。特に毎日杯のレースぶりは圧巻だった。血統面を見ても、サンデー×ダンチヒはすでにファイングレインとデアリングハートがこのレースで結果を残していて、不足ない。その2頭に比べると、チーフズクラウンというのはちょっと重たいきらいがないわけではないが、特に気にする必要はないだろう。ただ、この馬に関しては、雨とか、●●とか、乗り越えなければいけないことが前2頭に比べて残っているので、週頭よりも評価を下げることにした。

【京都新聞杯(G2)】
◎ポーラーライツ
○フィッツロイ
▲メイショウクオリア
少なくとも初年度産駒の傾向とすれば、シンボリクリスエスは完全にスタミナ偏重、スピード不足と言い切っていいだろう。また、ロベルト系的激走というのはほとんどなく、比較的安定して走る印象がある。だから馬券的な狙いとしては、スタミナが求められる条件で自然浮上してくるところ拾っていく、というスタンスでいくべきか。
京都新聞杯のこの条件はまさしくそれ。前走は不向きな上がり勝負だったからしょうがない。ここ3走とも内容的には申し分ないレースをしている。今回も同じだけ走れば、今度は結果が付いてくるはずだ。

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